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伝統の江戸野菜で地域活性化−「内藤とうがらし」栽培

 新たな名産物で地域活性化―。伝統の江戸野菜「内藤とうがらし」を復活させる取り組みが東京・高田馬場で進んでいる。

 呼びかけたのは地域通貨「アトム通貨」を発行するアトム通貨実行委員会(東京都新宿区、安井潤一郎会長、03‐4330‐5158)。「内藤とうがらし再興プロジェクト」として、マルコメ東京支店など地域の17社・団体が玄関先などで栽培する。地域ブランドとして確立すると同時に、企業間の交流のきっかけとする狙いだ。

 内藤とうがらしは約400年前、新宿御苑付近を中心に栽培が盛んだった江戸野菜。

 長らく生産が途絶えていたが、3年ほど前に伝統的な農作物の生産支援団体「スローフード江戸東京」の手で復活した。鷹(たか)の爪などに比べマイルドな辛みが特徴。

 実ったトウガラシは11月頃に収穫した後、地域の飲食店がメニューに取り入れて一般客に提供していく予定。

 同メニューを注文した人や栽培企業にはアトム通貨が進呈される。香辛料などオリジナル商品の開発も視野に入れている。


【2012年6月25日 日刊工業新聞社】