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石切ゆめ倶楽部、JTB西・中小50社とモノづくり観光の新組織

 【東大阪】ホテル経営を手がける石切ゆめ倶楽部(大阪府東大阪市)は、JTB西日本や中小製造業約50社とともに一般社団法人「大阪モノづくり観光推進協会(東大阪市)」を設立した。モノづくり企業の工場や経営者を観光資源として活用する取り組みを、従来の東大阪市域から大阪府全域に拡大。夏ごろをめどに第3種旅行業者の登録を行い、独自の旅行商品の開発・販売を始める。2015年をめどに独自事業の収益による運営の確立を目指す。

 前身の「東大阪“モノづくり観光”活性化プロジェクト協議会」は4月末で解散した。従来の事業はすべて新しい社団法人が引き継いだ。会長兼代表理事に同倶楽部の土方啓詔社長が就任した。

 協会は07年から修学旅行生を中心とする旅行者に対し、東大阪市内の製造業と協力して工場見学やモノづくり体験の手配を手がけてきた。11年度までの3年間は経産省の補助金を受けて事業を運営しており、独自事業による運営費確保が課題だった。工場見学を受け入れる企業側もボランティアで協力するケースがあり、負担解消が求められていた。今後はすべての受け入れ企業に人数に応じた費用が支払われ、企業がその一部を社団法人に納めて運営費とする。

 旅行者の受け入れ数は年々増加しており、11年度は過去最高の約5600人。12年度は既に5000人の予約を受け付けており、前年を上回る勢い。さらに旅行者を増やすため、6月に東大阪商工会議所などが東京で開く展示会で大阪のモノづくり観光のプロモーションイベントを開く予定。


【2012年6月5日 日刊工業新聞社】