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新潟・燕会議所、地場中小の製品開発支援へ著名デザイナーと連携

 【新潟】新潟県の燕商工会議所は自動車や家電の部品製造などを手がける地場中小企業の自社商品開発を支援する。アッシュコンセプト(東京都台東区)社長で、著名デザイナーの名児耶秀美(なごや・ひでよし)氏と連携し、地場中小がデザイン性に優れた日用品の開発を目指す。2012年度からの3年計画。6月下旬にも会議所会員企業から参加を募り、最大20社程度を組織化する。

 著しい円高などを背景にした大手メーカーの海外移転の加速に伴い、自動車や家電部品などを手がける地場の中小企業は厳しい受注環境にさらされている。このような状況下、デザイナーとの連携により、魅力ある自社商品を開発することで、部品以外の新たな収益源確保につなげてもらいたい考え。

 6月下旬に名児耶氏を招き、自身のモノづくりに関するこれまでの取り組みなどについて話してもらう講演会を同会議所で開く。事業に関心のある企業にも集まってもらう。 最終的に事業に参加する企業として10―20社程度を想定しており、対象は従業員20人以下規模の製造業。3年計画の事業で、今年度は、名児耶氏に実際の地場の工場を見てもらい、どのような商品をつくれるのかを調査、提案してもらう。13年度は提案を基にして、展示会に出展できるレベルの商品サンプルを完成させる考えだ。

 今回の事業は日本商工会議所の12年度「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト」に採択されている。


【2012年5月31日 日刊工業新聞社】