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尾道―松江線開通で域内総生産が40億円増−中国経連が試算

 中国経済連合会がまとめた、中国横断自動車道尾道―松江線の全線開通による実質効果によると、域内総生産が年間約40億円増加するとみている。経済効果は沿線域全体で年間約100億円となり、一方でマイナスになる産業も見込まれることから、試算した。全線開通は2014年度の予定だ。

 産業別の経済効果は観光業が年間38億8000万円、商業が16億6000万円、加工型組み立て業が15億7000万円と続く。半面、建設業やその他のサービス業などは他地域からの参入などでマイナスになると試算している。

 尾道―松江線は国の新直轄方式の道路となり、通行料金が無料になる。観光業などはこの利点を生かし、山陽側の都市部から山陰の観光地への誘客が進むと見ている。商業、農業なども同様で、時間的に消費地と接近するため、拡大するとしている。

 課題は路線上に道の駅や給油施設のサービスエリアがないことから、並行道路での施設整備。さらに、ルートをはずれた地域の高速バスなどの運行問題などを挙げている。(広島)


【2012年5月31日 日刊工業新聞社】