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小田急箱根HD、箱根に35億円の設備投資−魅力高め集客強化

 小田急箱根ホールディングス(神奈川県小田原市、和田雅邦社長、0465‐32‐6800)は、観光船や登山鉄道の新型車両など約35億円を投じて箱根地域の観光関連設備を新設する。各設備の完成時期は2013年3月以降。大型投資を通して箱根の観光地としての魅力を高め、集客強化を図る。

 傘下4企業がそれぞれ新設備を導入する。箱根観光船では6代目となる観光船を新造。営業開始は13年3月でユニバーサル造船(川崎市幸区)が製造する。建造費約10億円。総トン数は約310トン。

 箱根ロープウェイは約10億円をかけて大涌谷駅(神奈川県箱根町)を建て替える。駅舎機能の充実やバリアフリー化、風力発電装置、LED照明の導入などをする。13年4月下旬に完成を予定する。

 また、箱根施設開発が箱根町に日帰り温泉施設を新設。総事業費は約7億円で、13年3月に開業の予定。首都圏最大級となる19室の貸し切り個室露天風呂を用意する。

 箱根登山鉄道も17年ぶりに新型登山電車を製造。総製作費は約8億円で、13年10月に竣工、14年4月に営業運転を開始する。同社初となるVVVFインバーター制御を導入するほか、回生ブレーキやLED照明を採用するなど環境に優しい車両づくりを目指す。


【2012年5月18日 日刊工業新聞社】