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群馬・下仁田町、町民ガイドを育成−地質の特徴、観光資源に

 【前橋】群馬県下仁田町は4月から町民を対象に町内ガイドを育成する。ガイドはボランティア制で、当面は約20人を育成。同町は地質的な特徴から2011年秋に日本ジオパーク委員会から「下仁田ジオパーク」として認定されており、地域活性化や、県内外の小中学生向けに地学の教育拡充を進める。同町の地質資源や観光資源を紹介するガイドを充実することで、訪問者の受け入れ態勢を整備する。

 同町には地殻変動により上下の地層が分断された「根無し山」が、多く存在する。この地質学的な特徴を観光や教育に生かすため、「日本ジオパーク」認定を受けた。今後の目標とする「世界ジオパーク」の認定には、訪問者の受け入れ態勢の強化が必要となっている。

 現在は同町が運営する下仁田自然学校の職員がガイドを務める。現状はガイド派遣の依頼には事前予約が必要なため、町民ガイドを育成し、常時ガイドを派遣できるようにする。また自然遺産各所に設置した看板を、多くの人に理解できるように平易な説明に書き換える考え。

 下仁田町はコンニャクやネギの産地として知られ、蚕産業などの産業遺産も保有する。このような地域資源も紹介することで、町の魅力を総合的に高めるられるような町民ガイドを育成する。


【2012年3月22日 日刊工業新聞社】