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がれきを漁場資材に−水産庁、東北3地域で再利用実験

 水産庁は東日本大震災で大量に発生したがれきの処理に向け、コンクリート殻などの災害廃棄物を漁場施設の資材に再利用する実験を始めた。コンクリート殻を粒径50ミリ―500ミリメートルに破砕して、粗骨材に用いた増殖礁ブロックを多数、製作。これをコンブやワカメの着生が期待できる5―10メートルの水深帯に間隔を置いて設置し、施工後の効果などを調べる。

 実験を行う場所は青森県八戸市、岩手県大槌町、同宮古市の3地域。八戸市はコンブ養殖用アンカーブロック20基、大槌町はコンブ・ワカメ増殖礁55基、宮古市はコンブ・ワカメ増殖礁71基の沈設試験をそれぞれ行う。コンクリート殻ブロックの大きさは縦2×横2×高さ1.5メートル。一定期間後、潜水調査で沈設後の状況を把握するモニタリングを実施する。


【2012年3月15日 日刊工業新聞社】