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東日本大震災1年/なつかしい未来創造、7月に施設開業−ボランティアの宿不足解消

なつかしい未来創造(岩手県陸前高田市、田村満社長=高田自動車学校社長、0192-55-3990)は、陸前高田市内に被災地支援のボランティア向け宿泊施設を7月にも開業する。同市周辺では現在、宿泊施設が圧倒的に不足しているという。ボランティアの受け皿づくりを進めると同時に雇用の機会を創出し、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた地元の早期復興を目指す。

 岩手県の大船渡市と陸前高田市の境にある箱根山の中腹に敷地面積6600平方メートルの建設用地を取得する。ペンションを核に10棟ほどのロッジを建てる考えで、収容人数は100人程度になる見込み。ペンションには多目的スペースを設けて集会や混雑時の宿泊などに利用する。

 同社は陸前高田市を中心にソーシャルビジネス(社会的事業)を展開する株式会社。田村社長ら5人の地元経営者が共同で2011年10月に設立した。現在は宿泊施設建設を含めた「グリーン・サービス事業」のほか「なつかしい未来商店街事業」「防災メモリアル公園事業」など8事業を手がける。田村社長は「被災地の住民には、なによりも夢や希望が必要との思いから当社を設立した。八つの事業がそれぞれ雇用を生み、企業として独立する形を目指す」としている。


【2012年3月7日 日刊工業新聞社】