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農水省、地域ごとの産学連携を推進−6次産業化加速

 農林水産省は地域における産学連携事業を推進する。地域特産作物の食品加工、ブランドや高付加価値戦略など農林水産物がらみの産学連携プロジェクトは“地域色”が強いものが多いことから、農林水産・食品産業分野の研究にかかわる専門家を常勤・非常勤コーディネーターとして全国に駐在させ、必要に応じて地元企業や大学を訪問、研究シーズの発掘や共同研究グループの形成を促す。2015年度までに共同研究の参画機関を約1200に倍増させ、うち民間企業は735社と同5倍増を目指す。

 農水省は食品加工や流通を加えた農林水産業の6次産業化の市場規模を16年度までに3兆円、21年度に10兆円に拡大する目標を立てている。産学官連携支援を通じて、この実現を後押しする。

 農林水産事業者や企業向けの情報提供として開設した「産学連携支援サイト」を通じて北海道から東北、関東、北陸、近畿など、地域ごとの機関やコーディネーター情報、共同研究課題情報などを発信。関心のある企業や研究所の参加を促す。

 産学官連携の事例集なども発信、参加を検討する企業の活動に役立てる。地域ブランドや技術開発では知財にからむ案件が多いため、「同分野に強い人材や企業の参加を促していく」(農林水産技術会議事務局研究推進課)方針だ。


【2012年2月1日 日刊工業新聞社】