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坂本鉄工所、サトウキビ加工設備を開発−搾汁・貯蔵まで自動化

 【高知】坂本鉄工所(高知県香美市、坂本税社長、0887‐53‐4101)は、高知県黒潮町からの依頼で、サトウキビ加工設備を開発した。搾汁から貯蔵、搾りかすの積み込みまでを自動化し、作業効率の向上を図った。これまで約4時間かかっていた800キログラムの原木の処理が2時間半に短縮できる。加工施設の老朽化に伴い、同町が新設した処理加工施設で稼働させた。

 高知県ものづくり地産地消推進事業費補助金を受け、開発した。搾汁機と切断機、コンベヤー、貯蔵タンクで構成。搾汁機の上下に並んだローラーのすき間に、サトウキビの原木を差し込み、搾り汁は貯蔵タンクへ、搾りかすは5センチメートルに切断し、コンベヤーでトラックの荷台などへ直接運ぶ仕組み。

 搾汁機はフレームなどに使用する鉄板に厚みを持たせ、溶接を減らして剛性を高めた。ローラー間のすき間を一定に保つことで、搾汁率が従来比で10―15%向上した。


【2012年1月10日 日刊工業新聞社】