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立教大、福島学院大と協定−被災地のコミュニティー再生支援

 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科は今月中旬にも、福島学院大学と教育・研究協定を結ぶ。福島学院大が震災で被災した地元地域のコミュニティー再生やNPO法人の人材育成をするのに、これらのテーマで実績がある立教大同研究科が協力する。福島学院大は福島駅前キャンパス(福島市)に復興デザイン研究所(仮称)を新設、ここを大学間・地域連携の拠点とする。

 福島学院大は福祉や保育、栄養士などの人材育成をする私立の福祉系単科大学で、宮代キャンパス(福島市)と6階建てビルの福島駅前キャンパスを持つ。東日本大震災による原子力発電所事故で、計画的避難となった福島県飯舘村と友好協定を以前から結ぶが、地域連携の経験は浅い。

 一方、立教大の21世紀社会デザイン研究科は社会をデザインする人材養成を掲げ、地域コミュニティー、町づくり、NPOや非政府組織(NGO)を手がけている。被災地支援は関連組織とネットワークがある教員・卒業生が個人的に行っているが、組織的な拠点は東北になかった。

 震災後の5月、福島学院大から協力要請を受けた同研究科は、この地域が研究、実践活動の対象として重要と判断し連携を決めた。近く正式発表する。これに先立ち4日から、東京都豊島区の立教大で、飯舘村や福島県浜通り地域の復興を担う福島県相馬市、支援の医療、NPOなど関係者による連続講演会を予定している。


【2011年12月1日 日刊工業新聞社】