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山口市、特産品で乾物ブランド−来月にも商品第一弾

 【山口】山口市は市内5地域の農・漁業者が進めている、特産品を乾燥食品に加工する「KAN―BUTU(乾物)」ブランド立ち上げを支援する。地場の食品乾燥機メーカーや大学の協力を得て、付加価値の高い製品開発や、従来は廃棄されていた一次産品の有効利用を図る。農・漁業者の収入機会を広げ、地域振興につなげるのが狙い。

 KAN―BUTUブランドに取り組んでいるのは、阿東、二島など同市内5地域。素材は農産物3件、海産物2件。2012年1月に発売する予定で、12月に「道の駅」などで先行販売する。

 具体的な商品は農産物がスイカやナシ、ユズなどの加工品。海産物は特産品のカイガラアマノリや、市場に出荷できず廃棄していた小魚の有効活用を検討している。

 開発は産学官連携で進めている。食品乾燥機メーカーの木原製作所(山口市)が中心となり、農業の6次産業化に取り組む。今回も乾燥食品の技術指導や商品パッケージの考案、販売方法などを共同で行う。

 また山口県立大学看護栄養学部の研究室には、乾燥食品を活用した調理法の開発や食育などを依頼している。

 同ブランド事業は総務省の「『定住自立圏』地域創富力高度化調査事業」に選定された。期間は11年8月から12年3月まで。


【2011年11月29日 日刊工業新聞社】