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相模原会議所、産学公連携で“相模原の水”ブランド化

 【厚木】相模原商工会議所は産学公連携で“相模原の水”を売り出す。相模原市緑区青野原の水から、東洋アクアテック(相模原市中央区、042-758-5580)が膜濾過技術で飲料水を製造し、相模女子大学の協力でボトルのデザインやマーケティングをする。硬度34度の軟水で、500ミリリットル入りボトル一本を100円で来春発売する。全国的に知名度のあるブランド化も狙う。

 年間30万本の売り上げを目指し、そのうち一本当たり5円を水源環境保全費に充てる。小ロットで生産して柔軟にラベル変更できるようにし、市内企業や学校の学園祭などの広告としても使えるようにする。2リットルや5リットルなど大容量ボトルの販売も検討中だ。

 今回の連携は相模原市からの業務委託でスタート。同市は政令指定都市認定に先駆け、06―07年にかけて旧津久井郡を合併したことで水資源を市内に確保した。市は「相模原の水を特産品として売り出し、ブランド化したい」(環境経済局経済部産業・雇用政策課)とし、相模原商工会議所会員企業の協力で同市近隣でまず発売し、地元での認知度を高める。さらに全国販売を視野に、大手スーパーとも協議している。

 名称は「さがみの潤水」「さがみの森の贈りもの」「みずのわ」の三つの候補の中から決定する。名称決定後、正式にデザインする。

 また、災害時用の飲料水として同市が1万本をストックする。貯蔵方法は検討中だが、新しいものから常に1万本を常備する方針。


【2011年11月23日 日刊工業新聞社】