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大商、地域ブランド創出−東住吉・平野区で企業連携

 大阪商工会議所はモノづくり企業などの連携を支援、地域ブランド創出事業に取り組む。このほど大阪市東住吉区と平野区で着手。金網製のコーヒーフィルターや漆塗りの装飾をした鏡、平野区、東住吉区のマスコットキャラクターをデザインした菓子などの試作品を開発した。試作品をもとに早期の商品化を進める方針だ。

 事業推進に当たって同会議所はジャンルの異なる商品を統一ブランドとして展開するため、共通のロゴマークを作成。今後は関連する展示会などでアピールを行い、東住吉区、平野区発の地域ブランド確立を目指す。

 同事業は、大阪商工会議所の東住吉・平野支部が中心となり2010年から始めた。10年は地域の隠れた名産品の発掘・PRを行ったが、11年から地場産業同士のコラボレーションによる新商品開発に着手。試作品として、コーヒー豆卸会社の島野珈琲(大阪市平野区)と工業用金網メーカーの長谷川金網製作所(大阪府松原市)による「金網で出来たコーヒーフィルター」や、鏡メーカーのエムアンドジーキタデ(同)と漆塗り合板製造のヤマカ(大阪市平野区)による「漆塗り八角鏡」、洋菓子店と大阪城南女子短期大学らによる「ゆるキャラクッキー」など11品目を開発した。

 今後はこれらを「東住吉区、平野区地域ブランド」として扱い、展示会などで共同PRを行う方針だ。各製品が大きな収益を上げられるようになれば、売上金の一部を地域に還元するビジネスモデルの構築も検討する。


【2011年11月9日 日刊工業新聞社】