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農水省、「日本食」を世界無形遺産申請へ

 日本食文化の、世界無形遺産登録を目指そう―。農林水産省は、日本食文化の世界無形遺産登録に向けた検討会(熊倉功夫会長=静岡文化芸術大学学長)で、ユネスコ世界無形遺産への記載提案書をまとめた。

 日本料理と日本食文化を世界に伝えるため、国・地方公共団体、民間団体が一体となって普及活動を推進するとともに、「もったいない」「いただきます」といった日本独特の食文化のPRも行う。12月に開かれる文化審議会文化財分科会を経て2012年3月にユネスコへ申請書を提出、13年11月の遺産登録を目指す。

 農水省によると、伝統料理が世界無形資産に登録されている例はフランスのフランス料理、イタリアやスペイン、ギリシャなどの地中海料理、メキシコのメキシコ伝統料理の3種。他に韓国の宮中料理、トルコの料理などが登録の見通しという。

 農水省は日本食文化の登録を目指し7月5日に検討会をスタート、登録済みのフランスに出向いて関係者に意見を聞いたりレストランや普及活動を視察するなど、準備を進めてきた。登録されれば和食や日本の食文化、日本の良さなどの理解につながるとともに輸出促進の支援材料になるとみている。


【2011年11月8日 日刊工業新聞社】