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農水省、全国9カ所で農業の6次産業化セミ−普及と知識浸透図る

 農林水産省は11日から、金沢市など全国9カ所で、農業の6次産業化に関するセミナーを実施する。同省が全国規模で6次産業のセミを開くのは初めて。6次産業は1次産業の農産物をベースに、食品加工などの製造技術(2次産業)や流通・マーケティング技術(3次産業)を組み合わせて高付加価値化を目指す取り組み。政府が先日まとめた農業再生の基本方針にも、6次産業化を促す考えが示されている。先進事例を紹介したり交流会を開くなどして知識の浸透を図り、普及につなげる。

 6次産業化では農作物の栽培技術以外に加工や販路開拓など、さまざまの知識やセンス、人脈が必要になる。インターネットで売るか、都心の百貨店で有機栽培を強調しセールスするかなどの販売方法の工夫も要求されるが、農林漁業者がこれらをすべてやるのは無理があるため、サポートや人材紹介を行う金融機関や食品メーカー、研究機関、プランナーなどに6次産業化支援の取り組みを説明する。

 セミナー開催都市は金沢市(11日)、札幌市(18日)、名古屋市(25日)、仙台市(12月6日)、宇都宮市(同14日)、岡山市(同20日)、熊本市(2012年1月16日)、大阪市(同27日)、那覇市(2月3日)。運営は野村アグリプランニング&アドバイザリー(東京都千代田区)に委託する。


【2011年11月4日 日刊工業新聞社】