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高政、笹かま味のせんべい発売−魚のすり身50%混合

 【仙台】宮城の新たな名産品を創出―。高政(宮城県女川町、高橋正典社長、0225-53-2854)は、魚のすり身を活用した「笹(ささ)かませんべい」を発売した。笹かま用のすり身を50%混ぜており、口の中でかんでいると本物の笹かまの味がしてくる。軽くて長期保存ができるため、土産品に適している。価格は6枚入りで720円から。女川本店でのみ限定販売している。

 魚肉の割合が多い原料をせんべいに焼くのは難しかったが、鉄板で挟んで押しつぶしながら焼き上げる製造方法を開発し、製品化に結びつけた。東日本大震災後で最初の新製品投入となる。

 同社は揚げかまぼこと笹かまぼこが主力製品。震災で生産設備に被害を受けたが、津波の浸水からは免れた。9月には震災前から計画していた新工場を完成し、生産能力を増強。三嶽広之常務は「今は主力事業の復旧復興が最優先だが、来年度からは新製品のシリーズ化も展開していきたい」と話している。


【2011年11月2日 日刊工業新聞社】