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オフィスケイ、高齢・障害者向けバリアフリー旅行商品考案

 【大分】オフィスケイ(大分県別府市、栗屋しのぶ代表理事、0977-21-5130)は、九州で初めて高齢者や障害者向けバリアフリー旅行商品の開発に乗り出した。高齢者人口の増加に伴う需要増を見込む。利用者が安心して旅行できるサービスを提供するのが目的。2012年の事業化を目指しており、事業の柱に育てる考えだ。

 開発する商品は、顧客ニーズに合わせて車いすによる移動や宿泊先での入浴介助、観光案内などの旅行計画を介護資格を持つ専任スタッフ「トラベルサポーター」が同行・支援する。

 全国有数の温泉地別府市を拠点に、県内観光を楽しむ高齢者や障害者の個人旅行客を対象とする。ホームページを通じて全国で販売する。旅行代金は顧客の日程や支援内容により異なる。

 これに先立ち同社は11年1月、第1期トラベルサポーター養成講座を実施。11月中旬には第2期講座を開設し、11年中にトラベルサポーター10人を養成する。講座内容は障害者の外出支援や入浴介助、観光案内の知識や方法など。

 既存観光ルートを周遊する現在の団体旅行は、「一般の参加者に迷惑をかけるのが心配という高齢者や障害者は多い。バリアフリー化されていない施設も多く、新商品の市場性は高い」(栗屋代表理事)と期待する。

 同社は旅行業者。11年8月期売上高は約1億2000万円。同事業は09年に国の「地域産業資源活用事業計画」に認定された。


【2011年10月28日 日刊工業新聞社】