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JR東、東北旅行の需要喚起−震災復興支援

 JR東日本が東北地方の旅行需要の喚起に乗り出している。宮城県が11月15日に700人に上るキャラバンを組んで首都圏で東北の観光をPRするのに対し、新幹線や首都圏の主要駅のスペースを提供して協力する。東日本大震災復興支援の一環。また航空会社と東北向けの新旅行商品を共同で展開し、“空地一体”で観光意欲を刺激する。

 宮城県はJR東の協力のもと、11月15日に「仙台・宮城『食と観光』首都圏大キャラバン」と題して展開する。行政関係者のほか、地元の農林水産や旅館・ホテルなど、食と観光関連の従事者約700人が上京。関係省庁やマスコミ、旅行代理店への訪問や一般消費者へのPR、観光セミナーを予定している。

 これに対し、キャラバン隊の輸送手段としてJR東は新幹線の臨時貸し切り列車を運行。さらに東京、上野、秋葉原、横浜の各駅など首都圏の主要8駅でキャンペーン用のスペースを用意して、活動を後押しする。

 またJR東傘下の旅行代理店のびゅうトラベルサービスが、日本航空グループの旅行代理店ジャルパックとともに、ウェブ限定で飛行機と新幹線を組み合わせて、平泉などを巡る旅行商品「JALパック×びゅう」を10月13日に発売した。全国から東北地方に足を運べるよう大阪、福岡をはじめ西日本からの出発の設定も用意した。

 JR東は全日本空輸とも、山形・秋田をまわる共同企画商品「庄内・秋田 ゆるり旅」を10月1日に発売しており、航空も活用した東北地方の旅行商品の拡充を進めている。


【2011年10月26日 日刊工業新聞社】