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木村アルミ箔、海苔の端材使ったお茶漬を発売−大阪の食材で地域活性化

 木村アルミ箔(大阪市中央区、木村裕一社長、06-6213-1125)は、大阪の食品を使用したお茶漬けの素「なにわのお茶漬」3―5種を年明けにも発売する。食品向け容器事業の多角化の中で始めた、海苔(のり)を成形した弁当用「海苔カップ」の製造工程で生じる端材の海苔を有効活用するため、お茶漬けの素を事業化する。海苔以外の材料は大阪市内の食品メーカー5社から供給を受ける。

 端材の海苔を有効活用をするとともに、地域活性化の狙いもあり、大阪市内の材料にこだわったお茶漬けの素を事業化する。製造は海苔カップ製造ラインのある大阪工場(大阪市生野区)で行う。

 材料調達で協力を得るのは、海苔のタカラ食品(天王寺区)、漬物の伊勢屋(中央区)、昆布茶・ふりかけ昆布の小倉屋(同)、粉わさびなどの香辛料の向井珍味堂(平野区)、あられの茜屋(西淀川区)の5社。流通では大阪土産の企画や専門店運営などを手がけるせのや(大阪市中央区)が協力する。

 また京都の名物茶漬けの開発に携わったフードプロデュース空(兵庫県姫路市)がアドバイザーとなる。乾燥させた漬物を昆布の風味とともに楽しむ茶漬けを予定する。

 木村アルミ箔はアルミ箔やフィルムなどの弁当用カップや、洋菓子用の包装材料を製造する。2006年にユーザー視点で包装材料を開発することを目的に洋菓子の製造・販売を始めた。こうした取り組みの中で、大阪湾で採れた海苔を成型した弁当用カップ「海苔カップ」などの食べられる包装材料「可食容器」の開発に取り組んできた。


【2011年10月18日 日刊工業新聞社】