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東京・墨田区、スカイツリー開業に合わせ区内観光促進−地域ポイント利用拡充

 東京都墨田区は区内で建設中の電波塔「東京スカイツリー」が2012年5月に開業するのに合わせて、観光振興事業を強化する。区内商店街の加盟店で利用できる共通ポイントについて、スカイツリー開業前に同区が導入する区内循環バスでも活用できる仕組みを構築。墨田区はスカイツリーに併設される商業施設で同ポイントの利用できる専用カードの使用を促すほか、循環バスを活用した区内観光プランも提案する。スカイツリー観光客の区内回遊を促して、地域経済の活性化につなげる。

 墨田区商店街連合会は、消費者が加盟店で100円の買い物をした際に専用カードに1ポイントを付与する共通ポイント「すみだぽいんと」を、10年に導入。Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)の番号を登録すれば、同カードにもポイントをためられる。現在の加盟店は飲食店など165店舗。墨田区は共通ポイントを、区内循環バスでも利用できる仕組みを導入する。

 スカイツリーに併設する「産業観光プラザすみだまち処」で扱う共通ポイント専用カードに、プレミアム分として同ポイントをあらかじめ上乗せすることなども検討している。江戸東京博物館や両国国技館などの観光名所に、区内名店や商店街、町工場見学などを組み合わせた散策プランも提案する。

 墨田区が導入する区内循環バスは、スカイツリーを起点にコミュニティーバスで運行。運行ルートはスカイツリーから錦糸町や両国などの同区南部を回るルートなど3種類あり、運賃はすべて100円。バスの運営は京成バス(墨田区)に委託する。

 山崎昇区長はスカイツリーを訪れる国内外の観光客に区内観光を促すことで、「商店街を含めた地域経済の活性化につなげたい」と期待を寄せている。


【2011年10月5日 日刊工業新聞社】