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大阪タオル工組とタオル卸商組、地域ブランド強化で連携−泉州タオルの販路開拓

【南大阪】大阪タオル工業組合(大阪府泉佐野市、竹本利弘理事長、072-464-4611)は、泉州産タオルの普及事業で大阪タオル卸商業組合(大阪府箕面市、俣野富美雄理事長、072-729-0091)と連携する。2011年度は工業組合主体の事業推進組織に卸商業組合が参加し、共同で商品開発や展示会開催を手がける。連携を通じて地域ブランド品「泉州こだわりタオル」の商品力を強化し、販売拡大につなげる。

 販路開拓が課題の工業組合と、高付加価値品の品ぞろえを増やしたい卸商業組合の思惑が合致した。年に4、5回開催する「泉州こだわりタオル実行委員会」などを通じ、商品の共同開発を目指す。工業組合が大阪で11月に、東京では12年2月に開く新作発表会の企画・運営でも協力する。

 泉州こだわりタオルは、吸水性や肌触りの良さが特徴の泉州産タオルに、デザイン性を付与した商品シリーズ。外部デザイナーの指導の下、毎年約100種類の新商品を発表している。7月にはデザイン強化のため、工業組合は契約デザイナーを1人から4人へ増員するなど商品力強化を進めている。

 こだわりタオルの取り組みは今年で9年目。「最近は毎日商品への問い合わせがある」(樫井学大阪タオル工業組合専務理事)ほど認知度は向上している。ただ現在の販売ルートは直売や一部の百貨店に限られており、販路開拓が課題となっている。

 泉州地域は愛媛県今治市と並ぶタオル産地で、国内のタオル産業発祥の地とされる。地域としては企業があいさつなどに使う名入れタオルが主力で、OEM(相手先ブランド)生産を多数手がけている。


【2011年9月27日 日刊工業新聞社】