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内閣府、農業の6次産業化へ実証−来月から東北などで

 内閣府は農林水産業を第2次産業や第3次産業と融合する「第6次産業化」を担う人材を育てるため、10月から全国3カ所程度で実証事業を実施する。2012年3月までに結果を検証して評価基準や人材育成プログラムを策定し、12年度以降の本格実施につなげる。

 実証事業は大学と地元企業が連携して取り組むなど地域振興に結びつく形態を想定する。少なくとも1件は東日本大震災の被害が大きかった東北地方から選ぶ計画。実証事業の結果を評価する項目は、実施前後で地域発の新商品の数が増えたか、商圏や顧客層が拡大したかなどを基準にする見通し。今後詳細を詰める。

 農産物生産や栽培技術についての経験やノウハウに加え、経営や流通、加工、マーケティングなどの見地から農林水産業者にアドバイスできる6次産業化人材を育てる。

 成長が見込める産業分野の人材育成について検討する専門家組織「実践キャリア・アップ戦略推進チーム」の「6次産業化人材ワーキンググループ」などが実証事業の実施を決めた。地域振興と農林水産業の高付加価値化を後押しする。


【2011年9月20日 日刊工業新聞社】