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農水省、地域ブランドの新登録制度導入−農水産品販売後押し

 農林水産省は17日、地名を冠した農水産品の販売を後押しするため、地域ブランドの新たな登録制度を導入する方針を明らかにした。現行の地域団体商標制度より認定条件を厳しくし、その地域ならではの風味や食感を有する商品を対象とする。早ければ2012年の通常国会に関連法案を提出し、13年度からの実施を目指す。

 06年4月に導入された地域団体商標制度は、その地域の有名な特産品なら、中身は他の地域と同じでも、地域ブランドと認めている。これに対し、新制度は地域独自の生産方法や品質管理により、商品の昧や品質も他地域と異なることが条件となる。登録されれば、専用のマークが付けられ、ブランド価値の向上が期待できる。

 例えば干し柿の場合、天竜川から立ち上る霧を生かして独特の食感を生み出した「市田柿」(長野県)などが対象となる。牛の場合も、その地域で育てられただけでなく、「松阪牛」(三重県)のように、独自の肥育方法に取り組んでいることが条件。夕張メロン(北海道)、魚沼コシヒカリ(新潟県)など計100件以上が対象になるとみられる。


【2011年8月18日 日刊工業新聞社】