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JR東海、リニア中央新幹線の中間駅決定−長野県は飯田・高森エリア

 JR東海は2027年に開業を目指すリニア中央新幹線(東京―名古屋)の長野県の中間駅の候補地として飯田市と高森町の天竜川右岸エリアを選定した。併せて同県内の具体的なルートも示した。6月に神奈川県、山梨県、岐阜県の3県は公表したが、長野県の中間駅候補地は地元自治体との調整があり、遅れていた。これで東京―名古屋の中間駅の候補地がすべて決定した。

 「(飯田市などが強く求めていた)JR飯田駅との併設では、天竜川の河岸段丘の高い場所に地上駅を作ることになるなど条件的に厳しい」(金子慎専務)とし、リニア独自の駅をつくる。JR東海は14年度の工事開始を目指している。12月に環境影響評価(アセスメント)に入るために、秋には評価の内容や手法を示した「方法書」を公表する考えだ。

 今後は地上駅で350億円、地下駅で2200億円かかるとされる中間駅の建設費用負担が争点となる。同社は自治体に中間駅の建設費の全額負担を求めているが、自治体はこれに反発。負担交渉は難航が予想される。


【2011年8月8日 日刊工業新聞社】