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個性発信・開発現場から/立山黒部貫光−立山地ビール星の空

 立山黒部貫光(富山市、佐伯博社長、076-441-3557)は、「立山地ビール星の空」をリニューアルして発売した。これまでは、主に外国産酵母を使っていたが、今回は「とやま産まれの酵母」と名付けた富山県産酵母を採用。“オール富山産”を全面に出した。

 この酵母は富山県の農商工連携事業から生まれた。同社と以前から共同研究していた尾仲宏康富山県立大学工学部准教授が、富山県産のツバキ、イチジク、柿など約100種類を調べ、高岡市で栽培されている大麦から酵母を発見した。

 醸造試験の結果、従来の酵母より雑味が少なく素材の味や香りを引き立てると判明。さらに缶に詰めてからも自然発酵するため、泡がきめ細かくフルーティーでまろやかな味に仕上がった。

 リニューアル前から名水百選にも選ばれた霊峰立山の「玉殿の湧水」と富山県産六条大麦を原料としていたが、新酵母をつかうことで文字通りの地ビールになった。年間販売目標は6万本。価格は1缶(330ミリリットル)390円。

 アルペンルート立山駅―黒部平駅内の売店、インターネットサイトで販売している。


【2011年7月12日 日刊工業新聞社】