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沖縄サンゴ、青果用除菌洗浄剤を発売−サンゴ使い鮮度保持

 沖縄サンゴ(那覇市、北村惠子社長、098−868−3580)は、サンゴでつくった果物・野菜向け除菌洗浄剤「フレッシュキーパー」を発売した。サンゴを焼成して粉状にしたもので、粉を水に溶かして青果を5分―10分浸けると酸化カルシウムの働きで果物や野菜の酸化力を弱め、5日間鮮度を保つ。 価格は1キログラムの袋10セットで、12万6000円。農家や給食センター、レストラン向けに2012年7月までに1億円の売り上げを目指す。 冷水1リットル当たり1.6グラムのフレッシュキーパーを入れ、青果物を最大10分浸す。同社がほうれん草で実験したところ、洗浄剤に浸してから冷蔵保存した野菜は36時間後もハリを保持したのに対し、何も浸けずに冷蔵保存した野菜は外見上、明らかな劣化が見られたという。同社はパイナップルやニンジンなどさまざまな青果物で実験し、平均5日間は鮮度を保つことを確認した。 食品衛生法の栄養強化剤として認可を取得済み。「天然素材で安全・安心な洗浄剤」(北村社長)として売り込む。 原料のサンゴは「風化造礁サンゴ」と呼ぶ沖縄近海に堆積(たいせき)する死んだサンゴを使用。沖縄県の認可を受けて計画的に採取する業者から購入している。 沖縄サンゴはサンゴでつくった土壌改良剤や健康食品、浄水器などを企画開発する企業。年商は2000万円。


【2011年7月6日 日刊工業新聞社】