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愛知・大府会議所、農商工連携へ人材育成-認定事例研究や特産品開発

 【名古屋】大府商工会議所(愛知県大府市)は6月末から農商工連携に取り組む人材の育成事業を始める。農商工連携の認定事例を研究するほか、特産品利用の商品開発に向けた事業計画の作成方法などを習得させて同連携を推進する人材を育てる。2013年3月までに地域の特産品を使った商品を五つ程度開発し大府ブランドとしてPRする計画で、人材育成を通して商品化を後押しする。

 人材育成は、6月末から8月末にかけて主にセミナー形式で8回実施。参加無料で、大府市内の農業や商工業者約45人を対象に行う。中小企業診断士や大学教授らが講師となり、農商工連携等促進法の概要や、製品の開発・販売に向けたマーケティング、ブランド構築の方法などを学ぶ。

 このほか農商工連携の認定を受けた企業の視察や、地元の農作物を使った調理実習などの実地研修も行う。参加者同士の交流会も設け、連携を促進する環境を整える。 これまで大府市内で農商工連携の認定を受けた企業や事業者はなく、同会議所では今回の人材育成事業の推進により認定取得の機運を高める考えだ。同市はブドウや玉ねぎなど愛知県内有数の生産量を誇る農産物があり、こうした地域資源を活用した新たな商品の開発を目指す。

 同会議所では14年以降も商品開発や販路拡大に向けたセミナーの開催を検討しており、引き続き支援を進める。この取り組みを通して地域のブランド品を創出し、地域の活性化につなげる方針。


【2011年5月27日 日刊工業新聞社】