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大阪・泉南商工会、りんくう地区で交流会−内陸・繊維産業と連携推進

 【南大阪】泉南市商工会(大阪府泉南市、辻野常彦会長、072-483-6365)は、りんくう南浜地区(泉南市)に本社や工場を置く企業の定期交流を軸とした地域活性化事業をスタートした。企業同士の情報交換の場を設け、同地区の振興に役立つ取り組みなどを話し合う。今回の事業を通じて先端企業の多い南浜地区の活性化を図ると同時に、将来は繊維産業の多い内陸部との連携を促し、泉南市全体で経済活性化を目指す。

 りんくう南浜地区の工業団地に進出している企業を中心に、商工会の会員以外も含めて交流会への参加を呼びかける。交流会では企業同士の情報交換をはじめ、参加企業の製品販促策、雇用確保、内陸部企業との連携のあり方を模索。他にも観光を含めた地域資源の活用策、近隣工業団地との意見交換など、幅広いテーマに取り組む。

 すでに1回目の会合を商工会内で開催。計7社が集まり、交流を目的とする工場見学会の実施を決めた。今後は参加企業で20社を目指す。2011年度以降も活動を継続。取り上げたテーマの中で事業化の見込める案件については、地元自治体などの協力を得ながら商工会を中心に実施計画を作成する。

 泉南市は地元産の野菜や海産物が多く、商工会はこれまで農商工連携による地域活性化策を中心に進めてきた。一方で大阪湾に近い南浜地区には、先端企業の工場が多数集積している。商工会は成熟分野の繊維産業を含めた地域振興を行うには、まず同地区に進出する企業の活性化が必要と見て、今回の事業に乗り出した。


【2011年4月12日 日刊工業新聞社】