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JR九州、12年3月期見通し−営業収益345億円増

 【福岡】JR九州は2012年3月期の営業収益を、前年同期計画比345億円増の1880億円とする事業計画をまとめた。3月上旬に開業した九州新幹線と、新博多駅ビル「JR博多シティ=写真」を核に、鉄道・関連事業の業容拡大で実現する。08年3月期から進めている5年間の中期経営計画最終年度にあたり、株式上場に向けた経営基盤を確立する。事業計画では運輸収入を同計画比249億円増の1393億円、その他収入を同96億円増の487億円と見込む。また業務効率化とコスト削減を進めて、営業損益は11年3月期予想50億円の赤字から、25億円の黒字転換を予想する。

 鉄道事業は観光列車の充実など沿線を活性化する。また福岡都市圏の列車増発などで、博多駅ビル開業効果を鉄道事業の増収に生かす。

 一方の関連事業は鉄道とならぶ基幹事業化が目標。大分駅など各地の駅開発を進める。また旅行事業は韓国向け旅行商品拡充などインバウンド(訪日外国人客)を強化する。唐池恒二社長は「多角化を進めて、非鉄道事業も伸ばす」としている。


【2011年3月22日 日刊工業新聞社】