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埼玉・春日部の赤米作り研究会、赤米で地域活性化

 【さいたま】赤米作り研究会(埼玉県春日部市、筒野広康会長、048-734-0501)は地元産の赤米を使った商品作りを進める。第1弾として地元の和菓子店と連携して開発した赤米だんごを発売した。今後、和菓子のほかケーキやうどん、パンなど赤米を使った商品づくりで協力してもらえる事業者を増やしていく。赤米と関連商品を地元の名産品としてアピールし、地域活性化につなげる。

 赤米だんごは赤米に含まれるポリフェノールによって薄く赤みがかかっているのが特徴。東武鉄道春日部駅近くの和菓子店「青柳」で今月から1個80円で販売を始めた。今後は同店から赤米を使ったかしわ餅など商品が販売される予定。

 赤米の商品化を進めるにあたり、赤米を粉にする製粉機を導入した。赤米作り研究会が生産した赤米を粉にし、協力店に販売、店舗を通じて商品を提供する仕組み。

 試作品を作る店舗も出てきており、協力店を通じて商品種類を増やしていく。赤米の生産では地元の農家と連携しているほか、地元の小学生などに田植えや収穫に参加してもらう活動を実施しており、今年も継続していく。

 赤米作り研究会は春日部市内の農業に関心のある人々で構成、農業従事者や製造業の経営者などが個人で参加している。古代米の一種である赤米に着目し、日本の食文化に関心を持ってもらいたいと考えたのがきっかけ。筒野会長は「赤米商品を地元の名産品としてアピールしていくのと同時に、赤米作りを通じて親と子、地域のつながりを強めていきたい」としている。


【2011年3月11日 日刊工業新聞社】