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菊水酒造、地元産ユズで新製品−ゼリー状のお酒、米女性が発案

 ゼリータイプのお酒はいかが―。地元の高知県産のユズなどを使ったゼリー状のリキュール「文旦&小夏のお酒」と「ゆずのお酒」を紹介するのは、菊水酒造(高知県安芸市、春田誠郎社長、0887-35-3501)企画営業課のベルテ・デーナさん。米・マサチューセッツ州出身で同州のスミス大を卒業後、青森県つがる市役所で勤務していたが「酒蔵で仕事がしたい」と一念発起し、昨年8月に入社した。菊水酒造が開く女性限定座談会「女性のためのお酒づくりプロジェクト」にも参画している。

 自身のプランが商品化されたデーナさんは「デザートのようなお酒は女性ならではの発想。これからも女性の視点でお酒の新たな魅力を発信していきたい」とアピール。スーパーや百貨店、コンビニエンスストア(CVS)などで販売する。100ミリリットル入りで300円。すっきりした優しい味わいが特徴で、プルッとした食感が楽しめる。

 同社は江戸時代創業の老舗。最近は坂本竜馬の姿をペットボトルにかたどった麦焼酎など、伝統を重んじつつ、遊び心を加えたユニークな商品開発で酒造業界に新風を吹き込んでいる。(高知)


【2011年3月9日 日刊工業新聞社】