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訪日外国人の九州観光、過去10年間で倍増−九州経済調査協まとめ

 【福岡】九州経済調査協会(福岡市中央区、谷正明会長、092-721-4900)は23日、「2011年版九州経済白書」を発表した。44回目の今回は「訪日外国人観光の新段階」をテーマに、初めて外国人の九州観光動態を取り上げた。

 白書では九州への訪日外国人が10年に100万人の大台を超えるなど、過去10年間で倍増した点に着目。東京―大阪間に加えて人気ルートが多様化していると見ている。特にアジアからの訪日客が増えており、クルーズ船や格安航空会社(LCC)の乗り入れで今後もさらなる増加が予想されている。

 一方、課題は消費額と認知度の低さ。訪日客の一人当たりの消費額は15万円と、関東の21万円、北海道の19万円を大きく下回っている。

 また東京や沖縄などと比べて九州が統一的なイメージを打ち出せていない点も指摘した。今後は他地域との差別化や、温泉など豊富な観光資源を情報発信する必要性を訴えた。


【2011年2月24日 日刊工業新聞社】