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人造真珠硝子細貨工業組合、真珠核に磁石を使った新ブランド立ち上げ

 【南大阪】日本人造真珠硝子細貨工業組合(大阪府和泉市、佐竹保彦理事長、0725-41-2133)は、真珠核に磁石を使った人工真珠アクセサリーのブランド「HK(ハク)」を立ち上げた。早ければ7月にも一般販売に乗り出す。同製品は磁石を核にした直径2ミリ―7ミリメートルの人造真珠を組み合わせたもの。真珠同士が磁力で結合しただけの構造のためネックレスやブレスレット、指輪などに簡単に変形できる。9月には英国で開かれる展示会に出展、海外販売も始める。

 昨年末に東京で開かれた展示会に出展したところ好評を得たため、一般販売を決めた。HKの立ち上げには組合の会員企業のほか、和泉商工会議所、コンサルタントのTMJ研究所(京都市下京区)、デザインを担当する太刀川英輔氏らが参加。商品は磁力でつけてブレスレットや指輪に変形できるタイプのほか、ワイヤでつないだネックレスタイプもある。色は白が基本だが「今後は黒やピンクなど、バリエーションを増やす」(太刀川氏)方針だ。

 国内販売と並行し、今秋から海外市場に向けたPRも始める。9月から英国、フランス、ドイツなどで開かれる服飾の展示会などに相次ぎ出展する。現地のバイヤーに直接売り込むことで、海外販売に弾みをつける考え。

 人造真珠は、ガラス玉やプラスチック玉に真珠箔を塗布した装飾用素材。明治時代からの和泉市の地場産業だが、安価な海外品に押され生産量は低迷している。同組合は、生産量増加と産地活性化には自分たちのブランドが必要と考え、HKを立ち上げた。


【2011年1月27日 日刊工業新聞社】