HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

大阪・豊中市、伊丹空港を活性化−就航先と交流拡大

 大阪府豊中市は豊中商工会議所などと共同で、他地域との交流拡大を通じて大阪国際空港(伊丹空港)の活性化に取り組む。2月3、4日に浅利敬一郎市長が鹿児島県の霧島市や知名町を訪問するのをはじめ、伊丹空港からエアラインが乗り入れている全国各地の都市を相次ぎ訪問する予定で、アンテナショップ開店などにつなげる。「2011年度末までに東京・羽田や福岡を除く、全国20数都市への訪問を実現したい」(まちづくり推進部空港室)としている。

 伊丹空港の就航先都市は現在、31カ所。関西のビジネスの中心地である大阪・梅田に近い利を生かし、国内線の基幹空港として年間約1500万人が利用するが、最近は景気停滞で伸び悩み傾向にある。さらに3月にはJR西日本による九州新幹線との相互直通運転が始まり、客足に影響を及ぼすのは確実。「“空港”を軸に他都市との交流を図ることで相互の経済を活性化したり、企業や農協、伝統工芸品の交流・連携など新しい動きにつなげたい」(空港室)としている。

 訪問活動は商工会議所のほか、大阪国際空港ターミナル(豊中市)などと共同で実施。空港で関係が深い兵庫県伊丹市や大阪府池田市などの周辺自治体や商工会議所にも参加を呼びかける。産業フェアなどさまざまな事業を通じて、事業所の交流・連携や新製品や共同事業につなげていく。空港ターミナルビルや市内商店街の空き店舗に訪問都市の物産展やアンテナショップを開くことなどを想定しており、白球もなかやどら焼きなど豊中名産品のアピールにも役立てる。


【2011年1月18日 日刊工業新聞社】