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光電子、伝統工芸品で防災グッズ−倒れたこけし点灯

 【仙台】伝統の鳴子こけしを防災グッズに―。光電子(宮城県大崎市、加藤敏明社長、0229‐72‐3111)は、伝統工芸品の鳴子こけしに発光ダイオード(LED)照明を組み込んだ懐中電灯を開発した。地震の揺れでこけしが倒れると点灯する。自然木を利用した台座とセットで、台座には太陽光発電を組み込み、こけしに電力を供給。常に電灯をフル充電の状態で使える。

 同社が持つ電源ユニットのノウハウを活用して開発した。倒れやすいこけしの性質を利用した同様の製品は既に市販されているものの、乾電池式が多かった。今回の製品はいつ襲ってくるか分からない地震に対し、電池切れの心配を解消できる。台座にも地震の揺れで点灯するLED照明をつけ、誘導灯になる。

 価格は2万5000円程度を想定し、今年度内の商品化を目指す。加藤社長は「過充電対策やコストの削減が今後の課題。ホテルや旅館などに置いてもらいたい」と話している。ネーミングについても「良いアイデアがあったら教えてほしい」(加藤社長)とも。


【2011年1月10日 日刊工業新聞社】