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10月の訪日外国人、羽田国際化などけん引で11%増−政府観光局

 日本政府観光局(JINTO)が24日発表した2010年10月の訪日外国人は、羽田空港の国際線発着枠拡大などの影響で前年同月比11・0%増の72万7600人だった。増加は12カ月連続。ただし中国からの訪日客数は、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の影響で同1・8%減の10万6400人で、9カ月ぶりに減少に転じた。

 中国からの訪日客は今年2月から8カ月連続で過去最高を記録していたが、9月7日に尖閣諸島沖事件が発生。9月の訪日客数は同39・3%増の13万7500人と影響は少なかったが、訪日旅行の安全性への不安拡大や日系航空会社による減便措置などにより10月は減少となった。10月の香港からの訪日客も同23・7%減の3万400人と9カ月ぶりに減少した。

 訪日外国人数が最も多かったのは韓国で同47・8%増の19万3900人。訪日外国人の1―10月累計は前年同期比30・9%増の732万8300人となった。JINTOは中国人訪日旅行の再活性化のため、10―11月には中国旅行会社の日本招請や、中国旅行展示会への出展、間宮忠敏理事長による不安払拭メッセージの発信などを実施した。

 また訪日外国人数の増加にむけ、ぐるなびと共同でJINTOウェブサイトでの多言語レストラン検索サービスを年内に始めることを決定。JINTOの訪日外国人向け宿泊施設検索サービスも従来の英語版に加え、12月から中国語、韓国語にも対応する。


【2010年11月25日 日刊工業新聞社】