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大阪・JR吹田駅商店街、若者目線でガイドブック

 若者目線で商店街を活性化―。JR吹田駅周辺商店街ルネサンス事業実行委員会(大阪府吹田市、野田和生委員長、06-6330-8001)は、商店街のガイドブック「すいたんページ」を発行した。約350の店舗を業種別に分類し、カラー写真とコメントは大阪学院大学の学生が作成。商店街の多くは大型店に客を取られたり、人材や資金が不足するなど厳しい状況にある。地元市民の自宅に置いてもらい購買流出を食い止めると同時に、観光客に対してもアピールする。

 すいたんページはA4判、40ページでオールカラー。表紙に吹田市の市制施行70周年記念キャラクター、すいたんをデザインしている。発行部数は4万部で、各店に100部ずつ配布。残りは駅前など人が集まる場所にも設置し、自由に持ち帰れるようにした。

 観光客向けに商店街を紹介するガイドブックは多いが、広告掲載店舗に限られていたり、レストランはメニューの写真だけ載るなど、使う側からは読みにくいのが実情。すいたんページは、冒頭に全体の位置関係が分かる地図を載せ、店紹介は店舗の写真に統一して、利用しやすくした。

 写真とコメントは若者の感性を反映させるため、大阪学院大企業情報学科の松田良子准教授のゼミ学生に依頼。末尾には市役所や市民病院、こども急病センターの電話番号などを掲載した。事業実行委員会は「単純なガイドブックでは捨てられてしまう。日常生活に役立つ情報を入れることで家庭に置いてもらう効果を狙った」としている。


【2010年11月9日 日刊工業新聞社】