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東洋工機、ワラビの根を粉砕する装置を開発

 食品機械で地域活性化に貢献―。東洋工機(岩手県奥州市、鈴木英也社長、0197-46-4441)は、ワラビの根を粉砕する装置を開発した。表面をギザギザ状に加工した二つのローラーで根をすりつぶす仕組みで、重労働だった作業を楽にする。同装置は奥州市に隣接する岩手県西和賀町からの依頼で製作。同町ではワラビの根から取れる粉をワラビもちなどに加工し、新たな地場産品の創出を目指す。

 西和賀町で採れるワラビは「西わらび」と呼ばれ、粘り強い食感が特徴。同町ではワラビを活用した町おこしに取り組んでいる。

 そんな中で町は、従来は廃棄されていた根の部分も有効活用することを考案。根の粉砕作業の効率化を図るため、機械の設計から板金、機械加工、組み立てまでの一連の能力を持つ東洋工機に装置の製作を依頼した。同社の多田征史相談役は「町の人に喜んでもらえれば、とてもうれしい」と話している。(盛岡)


【2010年10月19日 日刊工業新聞社】