HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

宮島醤油、佐賀牛使った高級カレーを発売

 【佐賀】宮島醤油(佐賀県唐津市、宮島清一社長、0955-73-2151)は、高級牛肉の「佐賀牛」を使ったレトルトカレーを商品化、発売した。地元農産物を利用した高価格帯商品の第3弾。製品に地名を冠し、地元産原料を地元で加工・製品化する「地産地工」(宮島社長)の取り組みを推進する。同社が自社ブランドでカレーを発売するのは初めて。

 発売した「佐賀牛カレー」は、県内の肥育農家で飼育された高級黒毛和牛を使い、妙見工場(唐津市)で生産する。牛肉をじっくりいため、十種類のスパイスを使ったソースで丹念に煮込んだ。全国の高級スーパー、百貨店での販売も視野に初年度6万食の販売を見込む。価格は735円。

 これまでもOEM(相手先ブランド)や業務用でカレーを製造していた。今年4月にはチタカ・インターナショナル・フーズ(愛知県北名古屋市)の加工食品事業を買収、「チタカ」ブランドでも業務用カレーを製造販売している。佐賀牛カレーの開発にはチタカの開発力を生かした。

 同社は地元農家と連携した製品開発に力を入れており、2008年10月に県内産原料にこだわった「佐賀しょうゆ」、「佐賀の無添加みそ」を発売している。宮島社長は「製品を通じて、地域の農畜産業の活性化に貢献したい」としている。

 宮島醤油は各種調味料や加工食品の製造、販売を手がける。09年12月期売上高は119億円。従業員は635人。


【2010年9月22日 日刊工業新聞社】