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愛知・江南商工会議所、繊維産業活性化プロ立ち上げ−インテリア新用途開発

 【名古屋】江南商工会議所はインテリア向け繊維産業の活性化プロジェクトを立ち上げた。生地メーカーや流通業者が参加し、一気通貫型のモノづくりを行うプロジェクトで、11月に第1弾の商品として間仕切りといす張り地を発売する。同会議所が繊維関連で協同プロジェクトを立ち上げるのは初めて。産地主導の製品企画を推進し、活性化を図る。

 11月に東京で開催されるインテリア関連の展示会に出展し、販売先を募集するほか、プロジェクト参加企業がインターネットでも販売する。商品のデザインは、和柄を現代風にアレンジしたもの。間仕切りといす張り地の柄が共通で、室内のトータルコーディネートを提案する。生地にはポリエステルのリサイクル繊維やオーガニックコットンを使用した。

 江南の繊維産業は、これまで問屋主導の受注生産が主だった。そのため産地の企画力が弱く、知名度も低いという課題があった。プロジェクトでは、産地が主導して最終製品を製造する。産地の知名度向上と、主力のカーテン以外の用途開発を進めるのが狙い。

 愛知県江南市は、ジャカード織りのカーテン地など、インテリア向け織物の産地。しかし、中国製の安価な製品に押されており、厳しい局面にある。産地の企業数は、1960年代の約300社から2007年には20社程度まで落ち込んでいる。


【2010年9月8日 日刊工業新聞社】