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新潟・燕会議所、中国で製品販売加速−上海の物産展に参加

 【新潟】新潟県の燕商工会議所は、中国で燕地域の製品の売り込みを加速する。10月中旬に上海で新潟県が開催予定の県産品の物産展に参加するほか、11月には成都で単独の展示販売会を行う。国内市場での大幅な販売増が見込めない中、経済成長が著しい中国市場で需要を掘り起こす。

 中国販売の強化の足がかりとして、8月下旬に上海の日系百貨店で開かれた日本物産展に地場企業とともに初出展した。物産展には同会議所と地場企業8社が参加。金属洋食器や厨房(ちゅうぼう)用品、包丁など、燕地域で作られた製品を展示・販売した。当初は60万―70万円程度の売り上げを見込んでいたが、会期中約200万円を売り上げるなど「予想以上の反響」(燕商工会議所)だった。

 中でも、一枚の銅板をたたいて形づくる鎚起(ついき)銅器の茶器が、その珍しさから人気が高かった。また5、6万円の急須も売れたほか、金属洋食器も中国にはないデザインが受けたという。価格面では中国製品に比べて競争力が劣るため、デザイン、品質などで差別化した高級品として売り込む。主に贈答用としての需要を見込む。物産展などで中国での販売実績を積み上げ、来年中に日系の百貨店に常設してもらうことを目指す。


【2010年9月7日 日刊工業新聞社】