HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

東大阪の中小組織、"モノづくり観光"の受け入れ強化

 【東大阪】東大阪"モノづくり観光"活性化プロジェクト協議会(大阪府東大阪市、土方啓詔代表理事、072-981-5001)は、東大阪の中小企業の工場を見学する"モノづくり観光"の受け入れ態勢を強化する。国内各地の小・中学校から修学旅行の申し込みが急増しており、それに対応する。9月に観光ルートを調整する企画部署を事務局内に設置。地域の大学や商店街などに呼びかけ、ボランティアガイドのネットワークを今年度中に構築する。

 東大阪"モノづくり観光"活性化プロジェクト協議会は、ホテルセイリュウ(東大阪市)を経営する石切ゆめ倶楽部(同)が中心となって前身の活動を2008年にスタートし、現在はモノづくり中小など36社が参加している。各企業の工場見学やモノづくり体験ができる"モノづくり観光"を通じて、東大阪の産業や文化を広め、地域活性化につなげるのが目的。09年度に修学旅行を受け入れた学校数は7校で、10年度はすでに20校を上回る受け入れを予定。申し込みは現在も増えており、受け入れ態勢の強化が必要と判断した。

 協議会事務局に新たに設置する企画部署は、各企業の操業状況に応じて見学先工場をアレンジし、観光ルートを企画する。企業との調整にあたるスタッフを9月に1人配置する。

 観光客を案内したり、見どころを説明するガイドには、地域の大学生や商店街、文化団体などからボランティアを募る。「修学旅行受け入れサポーターズクラブ」を今年度中に結成し、ガイドの募集、手配、研修も行う。

 秋以降には「人財交流サロン」として、企業経営者やボランティアスタッフらが集まる定例交流会の立ち上げも計画中。サロンでの交流から地域資源を活用した新事業の創出を目指す。工場見学の受け入れ先を増やすため、9月から会報誌を発行し、協議会会員数を11年3月までに40社以上に増やす。


【2010年8月24日 日刊工業新聞社】