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京都市、伝統産業の中堅対象に「未来の名匠」認定制度を創設

 【京都】京都市は、市内で活躍する伝統産業の中堅技術者を認定する「未来の名匠」制度を創設する。今後の伝統産業界をけん引する、人材の育成が狙い。認定対象とするのは西陣織や京友禅、京仏具、京こま、かるたなど計69業種。年齢が60歳未満で、同一業種に11年以上、従事してきた人を対象とする。

 ベテラン職人や若手職人を認定する制度はこれまでもあったが、中堅技術者を認定する制度を持たなかったため新設を決めた。候補者の募集は10月22日までの期限ですでに始めており、書類審査と工房調査、プレゼンテーション審査を経た上で対象者を決定する。2011年1月には表彰式を行い、認定者に市長から表彰状と奨励金10万円を贈る。

 2月には首都圏で、「未来の名匠」技の披露展も開催する予定。展示会開催を通じて、首都圏の市場開拓にもつなげる考えだ。

 技能伝承には若手とベテラン職人の間をつなぐ中堅技術者がカギとなる。京都市は中堅技術者を表彰・支援することでベテランから若手への橋渡しをスムーズにし、伝統産業活性化を目指す。


【2010年7月27日 日刊工業新聞社】