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サティス製薬、地域活性化プロ始動−ふるさと素材から化粧品

 ふるさとの素材を化粧品にして全国へ―。サティス製薬(埼玉県吉川市、山崎智士社長、048-984-6433)は全国各地で発掘した国産の素材を使って化粧品原料を開発する「ふるさと元気プロジェクト」を始めた。地域の農林水産物を化粧品として商品化し、普及させることで地域活性化につなげる。3年間で100件の素材開拓と商品化を目指す。

 同社の研究者が素材の発掘も担当する。生産者や自治体、商工会議所などと連携を深めるほか、化粧品メーカーや販売店を通じて消費者に生産者の顔やこだわりが分かるリーフレットも提供し、地域に関心を持ってもらうよう工夫する。埼玉県毛呂山町産のユズ、京都府宇治田原町産の柿渋など現在までに約50種類の化粧品原料を開発した。

 これまでも各自治体などで採れる素材を生かして化粧品やせっけんを製造、販売する動きはあったが、販売網がないため普及につながらないケースがあった。今後は流通業者や小売店とも連携を強化し、プロジェクトを拡大する。(さいたま)


【2010年7月22日 日刊工業新聞社】