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大阪・吹田市、商店街紹介サイト開設−ブログで情報交換

 大阪府吹田市は市内商店や商店街を紹介するポータルサイト「SUI―TA(スイータ)」を8月2日に試験的に開設する。小売り、飲食、サービス業、個人商店など約1000軒が加入予定。店舗検索など一般の商店街サイトとは一線を画して、利用者と掲載店舗がサイト上で情報交換できる双方向型サイトを目指す。引き続き市内事業者へ加入を働きかけて、2012年3月までに市内商店の約半分の3000軒の参加を目標に掲げている。

 ポータルサイトは多くの人が閲覧しやすいよう、吹田市ホームページ(HP)からもリンク可能とする。吹田市が商店街を対象に、こうした事業を手がけるのは初めて。

 商店振興を目的とするため、自力で情報発信できない個人商店や零細事業者を優先する。店舗の場所や細かい地図はもちろん、お薦め情報や特売クーポンを付けるなど、閲覧者が増えるよう工夫する。サイト構築や運営は民間の事業者に委託して行う。システム構築にかかった費用は約2000万円。

 商店街サイトなどで最も重要なのが"情報の更新"。掲載店舗のオーナーなどがブログ形式でその日の感想などを自由に書き込めるようにし、それを見た市民から返送がくるなど、"市民のコミュニティー情報の輪"として活用することも狙っている。「口コミ情報発信などで話題になればその店の客が増えるのはもちろん、サイト自体の注目度も高まる」(産業にぎわい創造室)と話す。

 市内商店街の多くは郊外大型店や大阪の繁華街などに客足を奪われている。店主の高齢化が進み情報発信も難しいことから、ポータルサイトで集客を支援する。


【2010年7月7日 日刊工業新聞社】