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大阪・堺市、伝統産品の販路開拓支援−秋にもニューヨークでイベント開催

 【南大阪】堺市は地場の伝統産品について、国内外の販路開拓を支援する。秋ごろにも米国ニューヨーク市内で、和包丁など刃物類を中心とした堺産品のPRイベントを開催する計画。ニューヨーク市を起点に堺産品の情報を発信し、知名度アップにつなげる。国内では2011年度以降に市内観光スポットでの産品販売を検討しており、内外両輪の販路拡大で伝統産業の振興を目指す。

 ニューヨーク市内のPRイベントでは、刃物を中心に堺の伝統産品をアピールする。展示会場では一般客以外に、現地レストランのプロの料理人や料理学校などとの交流を強化。シェフをはじめ、地元の文化人らを対象に料理用和包丁などの特徴を訴えることで、海外での堺産品の需要拡大につなげる。

 堺市は09年度もニューヨーク市内の展示会に、地場産品の昆布と一緒に和包丁を出展。和包丁の研ぎ方の講習会も現地で開催している。前回の取り組みで得たイベント出展に関するノウハウなどを活用し、より効果的な産品アピールを狙う。

 堺の伝統産品としては打ち刃物をはじめ、昆布や線香などがある。ただ職人の高齢化や後継者の減少などの課題も多い。そこで国内外で観光客向けの販促ルート整備に力を入れ、振興につなげる考え。


【2010年5月31日 日刊工業新聞社】