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北大阪会議所、ひまわりで町おこし−交野市の遊休農地活用

 北大阪商工会議所は大阪府や大阪府交野市などと共同で、「ひまわりプロジェクト」を2010年度に本格展開する。交野市内の遊休農地2カ所、約2500平方メートルでひまわりを栽培し、夏場に花畑を観光名所として開放するとともに、種子からひまわり油を製造し、地元の特産物として販売する。遊休農地を活用することで環境保全を図るとともに、観光業をはじめとする町おこしと地域経済活性化につなげる。

 5月末にも農業後継者グループの北河内4Hクラブやボランティアを通じて、ひまわりの種まきを実施する予定。交野市など北河内地域は農家の高齢化が進んで遊休農地が増加傾向にあり、活用が課題になっている。さらに市内に目立った製造業がないため、収入を上げる新産業をいかに育成するかがテーマになっていた。

 遊休農地でひまわりを栽培することで、この解決を目指す。ひまわりは花が大きく目立つため、夏場は栽培地を観光用の迷路として活用。周辺地域から観光客を呼び込み、商店街などの活性化につなげる。今年3月には京都方面と大阪湾岸を結ぶ第二京阪道路も開通済みで、ここからの来客増も見込む。

 北大阪商工会議所は「反応が良ければ、ひまわり栽培を寝屋川市や枚方市など周辺の都市にも広げたい」(田中隆夫常務理事)考え。ひまわりプロジェクトが軌道に乗れば同様のスキームを活用し、ブドウなどほかの農作物で町おこしや地域ブランドをつくることも計画している。


【2010年5月13日 日刊工業新聞社】