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近畿大工学部、工技研を改称・組織拡充

 【広島】近畿大学工学部は、工業技術研究所を「近畿大学次世代基盤技術研究所」に名称変更し、所内組織としてサービス工学研究センターを新設した。次世代の基盤技術を総合的に研究する新たな研究拠点として再スタートする。同センターの新設をテコに、サービス工学を地域に普及させ、地域活性化を目指す。

 文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択され「次世代基盤技術研究所」を建設した。これを機に工業技術研究所の名称変更、組織拡充に踏み切った。機関と建物の名称が重複することから、建設した建物を「専用研究棟」の名称で戦略的研究プロジェクトの拠点にする。

 組織は社会連携センター、自動車技術、建築環境、バイオ工学の各研究センターに加え、戦略的研究プロジェクトを組み込んで再構築。新たにサービス工学研究センターも設置した。スタッフは28人の教職員のほか、学外から10人程度を受け入れる。

 新設したサービス工学研究センターは、科学的・工学的手法を用いてサービス産業の生産性向上につながる研究に取り組む。あるべきサービスのモデルを設計、適用し、ムダの排除などにより生産性を高める。中国地域ではサービス工学はまだ浸透していない分野。連携先の企業を探し出し、産学官の連携事例を積み重ねていく方針。地域に新しい分野を普及させ、地域への貢献を目指す。


【2010年4月28日 日刊工業新聞社】