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大阪・阪南商工会、ブランド認証企業拡大−5年後50社に

 【南大阪】大阪府阪南市の阪南市商工会は5年後をめどに、地元企業の製品を全国に向けて発信する認証制度「阪南ブランド十四匠」の対象企業数を、50社程度(現在は18社)に引き上げる。企業数拡大と同時に交流も促進し、独自製品や新技術を生み出せる環境作りに取り組む。十四匠認証企業が業種別に共通のテーマを話し合える体制なども整え、地元産業の全国ブランド化を後押しできる制度に育成していく。

 阪南ブランド十四匠は地元モノづくり企業の技術や製品の認知度向上などを目的に、2006年にスタートした。認証を受けた企業の業種は機械や食品製造、繊維メーカーなど多岐にわたり、企業間の交流も行われている。同じ業種同士で交流すればテーマを共通化しやすいなどのメリットが見込めるため、認証企業数を拡大する方針を打ち出した。

 具体的には、すでに十四匠の認証を受けた企業の推薦やパンフレット作製、商工会の会報を通じ応募企業の数を増やす。一般への知名度向上を目的に、10年度中に「ゆるキャラ」も作る予定。企業数を拡大した後は同一業種で構成する小委員会を通じて共通テーマを話し合い、その議論を踏まえて全体方針を決める体制作りを模索する。

 阪南ブランド十四匠は、明治期の阪南市誕生時に14の集落が合併した経緯にちなんで名付けられた。認証は商工会や阪南市、十四匠認証企業からなる審査会で実施。現在は認証企業同士で工場ラインの共有化を行うなど、ブランド発信以外の動きも出始めている。


【2010年4月27日 日刊工業新聞社】